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現在の仕事内容

確定給付企業年金の数理計算と報告、時にはお客さまにアドバイスも

企業年金の一つである確定給付企業年金（DB）に関する数理計算と、その計算結果を企業のお客さまにご報告することが主な仕事です。お客さまの会社で運営しているDBの決算およびDBの再計算をするのが定例業務で、ほかには非定例業務として人事制度の改定や定年引き上げなどの制度変更に伴う掛金計算等も行ないます。計算結果は報告書という形でご案内したうえで、ときには直接訪問してご説明を行ない、必要に応じてＤＢの制度設計についてアドバイスなどもさせていただきます。

ある程度季節性があるのが私たちの業務の特徴です。多くの企業が3月末に決算を迎えますので、その後の5月から6月にかけて私たちの業務はピークを迎えます。また、12月から3月にかけては退職給付債務に関連する業務も増えますので、1年のなかでは特に12月から6月までのおよそ半年間が繁忙期です。もちろん決算を3月末以外にしている企業様もいらっしゃいますので、それ以外の時期もコンスタントに定例業務は発生しています。

やりがいを感じるところ

制度変更に伴う案件でスキルや知識を存分に活かせる

前職では主に企業年金の決算や、社内制度変更に関連する業務に携わっていました。現在も企業様の制度変更にかかわるとりまとめを担当していて、例えば企業様から制度変更のご相談があると全案件がいったん私のところに来ますので、前裁きを行なった後に適切なメンバーに割り振っています。

そうした場面では、前職で培った知識やスキルを直接活かせている感覚が楽しいですし、やりがいを感じます。さまざまなパターンの制度変更を過去に経験してきたからこそ、個別の案件ごとにどんな知識が必要なのかすぐに判断でき、メンバー一人ひとりの得意分野や今の仕事量などを考えてスピーディに捌くことができていると思っています。

多いときには計算を担当するお客さまが10社以上に上ることもありますが、そのなかには大企業もあり、一般的なフローから外れた特殊な計算や処理が求められることがあって、その点で難しさを感じることがあります。それでも、年金数理人としてお客さまにご報告をした際、ご納得いただけて「よく理解できた」とおっしゃっていただける時はいつも嬉しいですね。

ワークライフバランスについて

メリハリのある業務量でプライベートの時間もしっかり確保できる

年の前半が繁忙期、後半が比較的落ち着いていることもあって、メリハリをつけて業務に当たれる点は魅力です。繁忙期は残業することもありますが、遅くとも20時には退館しなければならないというという会社のルールがありますから、プライベートの時間もしっかり確保できます。最近は普通自動二輪の免許を取得し、今は大型自動二輪の免許を取得しようと教習所に通っているところです。

明治安田に入社した理由

家庭の時間も大切にしつつ、多様な経験を積める環境に魅力

前職も仕事内容に不満はありませんでしたし、人間関係もとても良好でしたが、結婚して家庭をもったことで、将来子どもが生まれることも見据えたときに、家庭での時間をできるだけ確保できる環境を重視したいと考えるようになりました。

運良く知人が明治安田に勤めていましたので、「どんな環境なのか本音で教えてほしい」とお願いしたところ、しっかりプライベートの時間を作れるとのことでしたので志望しました。実際に入社してみても期待通りで、転職して本当に良かったと思います。また、明治安田は生命保険会社のなかでも企業さま向けの商品に強みを持っていることが特徴で、多様な経験を積めそうな点にも魅力を感じていました。

入社前後の職場の印象

温かい雰囲気で、チームワークの強さを感じる

私にとっては初めての転職で、全く異なる環境に飛び込むことになりますから、人間関係が変化することに対してもちろん不安はありました。ですが、職場の皆さんがすごく温かく歓迎してくださり、人間関係の不安は全くの杞憂に終わりました。入社当日、席に歓迎の飾り付けをしてくれていたのには驚きましたし、とても雰囲気のいい会社だなと感じました。

繁忙期には「みんなで頑張ろう」というチームワークをすごく感じます。一人ひとりが多くの案件を抱える中で進捗に差が出てくることもありますが、手間のかかる難しい案件を抱えている人を周りのメンバーが自然に手伝うなど、チーム全体で支えていくような文化がありますね。

必要な資格や社内のサポートについて

年金数理人の資格取得のサポート体制が充実

お客さまへのご報告を行なう年金数理人になるには、年金数理人試験またはアクチュアリー試験に合格することに加え、5年以上の実務経験と2年以上の責任者経験が求められます。私自身は前職のときから勉強を始め、5年かけて両試験に合格し、その後資格を取得しました。仕事と勉強との両立はかなり大変で、平日の朝や夜の隙間時間も使って勉強したほどです。

ただ、会社には資格取得のサポート体制があります。年金数理人の資格を保有している方がオリジナルの小テストや模試を作成するような体制が整っており、またテレワーク時には特に勉強時間を確保できますので、非常に勉強しやすい環境が整っていると感じます。