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現在の仕事内容

AI活用で営業職員の業務を効率化

営業職員であるMYリンクコーディネーター（LC）の方向けの「デジタル秘書 MYパレット」というツールと、LCの方を統括する拠点長が使う「デジタル秘書 指導者版」にAI機能を追加し、業務効率化と生産性向上を図っていくのが現在の主な業務です。パートナーシップを締結しているアクセンチュア社と協力しながら日々機能改善に取り組んでいるほか、業務効率化に向けたAIツールも開発しています。

「MYパレット」では、AIによってお客さま様の情報を簡単に登録・参照・検索できる機能などを通じてLCの業務をサポートしています。また最近では、登録情報をもとに、お客さまごとに最適な情報提供や活動のアドバイス、文案生成等の機能拡充を進めています。

「指導者版」では、AIが拠点ごとのLCの活動状況を要約して表示するなど、管理業務の省力化を可能にする機能があります。拠点長が本来すべき業務に注力できるようにしたい、という思いから開発しているものです。

明治安田に入社した理由

膨大なデータとAIへの積極的な投資姿勢に魅力

データ量が豊富な金融業界、特に企業規模の大きい会社を探していました。多くのデータを保有している環境を活かして本当に役に立つインサイトを提供することに、データサイエンティストとして以前から面白さを感じていたからです。データが多ければ多いほど楽しめるのがこの仕事だと考えています。

ほかの生命保険会社もいくつか検討しましたが、そのなかでも明治安田が最も「AIに力を入れていく」ことをアピールしていたのが決め手の一つでした。他社もAIに関心はありつつも、明治安田ほど積極的な投資姿勢は見受けられないように感じたんです。給与や福利厚生といった基盤が安定しているなかで、生成AIのような先進的な取組みに挑戦できる環境も魅力でした。

やりがいを感じるところ

データを根拠にした提案で会社のビジネスに影響を与えられる

私たちの仕事は、データを根拠に提示することで、会社のビジネスの方向性に影響を与えられる仕事です。これだけの規模の企業で、データから導き出した可能性をもとに提案できる環境は貴重ですから、そこはやりがいとしても責任感としても大きく感じられる部分です。

先進的な生成AIを活用した業務を推進できるだけでなく、そうした技術を用いたアイデアを実現しやすい環境でもあります。例えば「MYパレット」のUI/UXを改善する際には、実際のユーザーであるLCや拠点長にヒアリングを重ねる必要がありますが、忙しいみなさんに時間を取っていただくことになるので気軽にはお願いできません。そこで、LCや拠点長の代わりにAIにも評価させる仕組みを考案し、研究を進めています。

保険業界は法律による規制が厳しい側面もあって、AIによるデータ活用には壁が立ちはだかることも少なくありません。しかし、その制約のなかでこれまで誰も気づかなかったような突破口をいかに見つけ出すか、というのも大事なことだと感じています。他社が規制を理由に諦めているようなことに対して違う観点からアプローチできれば、それはきっと明治安田として大きなアドバンテージになるはずです。

ワークライフバランスについて

早朝出社とテレワークを活用、家庭の時間も大切にできる

子どもがいるので夫婦で協力して送り迎えなどをしており、なるべく夜は早く帰りたいと考えています。そこで、朝は会議などが入らない7時半ごろに出社し、集中して自分の作業を進め、夜は18時ごろ、忙しい時期でなければ17時ごろには退社するという働き方をしています。

会社や上司の理解もあり、家庭の都合にあわせて週に1、2回テレワークをさせてもらっています。大企業ではなかなか難しいケースもあるなかで、こうした柔軟な働き方ができるのは家庭を持つ身としてとてもありがたいです。

入社前後の職場の印象

周囲の手厚いサポートと改善しつつある開発環境

入社前は生命保険業界の専門知識や文化に馴染めるか、データ基盤や分析環境が実際にどの程度整っているか、というところに不安がありました。

知識面については、入社後3ヵ月間メンターの方がついてくださって丁寧に教えていただけましたし、わからないことは先輩方に聞いたり、ドキュメントを参照したりするなかで解決できました。周囲の方々は優しく、質問すれば何でも答えてくれる雰囲気で助かっています。

データ分析基盤については、入社してから新しいものが導入され、徐々に整いつつあると感じます。金融系の会社としてセキュリティに配慮した制約が少なくないため、開発環境など使えるソフトウェアの自由度は正直まだ低いのが現状ですが、パートナー企業の方々とも協力しながら改善に向けて進めているところです。