『「ひと」中心経営』とは、会社として従業員一人ひとりの個性や価値観を尊重したうえで、不断の自己変革・自己成長を促しながら、「明治安田フィロソフィー」に共感する人財に長く働いてもらいたいという想いを表したものです。
生命保険会社である当社には、目に見える商品や工場はなく、働いている「ひと」が財産です。「ひと」という尊厳ある存在を、経営のための手段にしてはならない。このスタンスにこだわるからこそ、あえて「人的資本経営」ではなく、『「ひと」中心経営』と掲げています。
『「ひと」中心経営』においては、従業員一人ひとりが自身の思い描くキャリアを実現できるよう、会社をあげてサポートしています。例えば、2024年4月の人事制度改正では、これまでの「部長級」「課長級」といった年功的な要素を廃止し、役割の大きさや実績との連動を強化することで、性別や年齢によらず、意欲ある優秀な人財を積極的に上位職へ登用することが可能となりました。
このように当社は、意欲や役割発揮しだいで、「誰でも、いつからでもチャンスのある会社」であり、これまで以上に、「仕事」を通じて夢や希望を実現しやすい環境をめざしていきます。
当社は、「長期的な視点にたった人財育成」を大切にしています。そのため、従業員一人ひとりが能力を十分に発揮できるよう、多様な人財の活躍を後押しする「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン」を積極的に推進しています。
年齢や性別だけでなく、勤務地域や職務経歴などにとらわれず、多様な人財がいきいきと働くことができるよう、さまざまな制度を整えています。例えば、配偶者の転居等を理由に、自身の転居が必要となっても、勤務地を変更して仕事を続けることができる「Iターン制度」や、意欲ある職員が、自身が希望する所属・職務に手をあげて挑戦することができる「キャリア・チャレンジ制度」、地方在住のまま東京本社の仕事に従事できる「リモートコース」等、一人ひとりに寄り添った活躍支援に取り組んでいます。
このような取組みにより、多様な人財の能力が存分に発揮され、会社全体の成長につながると考えています。
みなさんは現在、就職活動という人生の転機を迎えていることと思います。これからの人生を考えなくてはならないなか、色々と思い悩むことがあるかもしれません。そんなみなさんに、私から一つアドバイスをさせてください。
私は、百人いれば百通りの人生があり、一つの正解はないと考えます。大切なことは、選択・決断の連続である人生において、のちに振り返った際に、そのときどきの選択・決断が最高のものだったと思えるよう、常に目の前のことに全力で取り組むことです。全力で取り組む姿勢は、必ず誰かが見てくれています。
そして、目の前の就職活動において、みなさんの最高の選択・決断の先に、当社があれば、とても嬉しく思います。
みなさんのこれからに幸多からんことを願っています。
2025年3月1日時点