明治安田

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NEWS

明治安田の取組み

持続可能な社会づくりへの貢献

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当社は、グループサステイナビリティ方針のもと、2「大」プロジェクトを通じたお客さまの健康増進や地域社会の活性化、事業者・機関投資家双方の立場からの環境保全・気候変動への対応、また、生命保険会社としての事業特性を活かしたさまざまな活動を通じて、持続可能で希望に満ちた豊かな社会づくりへの貢献に向けて取り組んでいます。

明治安田が取り組む8つの優先課題(マテリアリティ)

環境保全・気候変動への対応

CO₂排出量の削減目標と実績

事業者・機関投資家双方の立場から、2050年度までにCO₂排出量ネットゼロに取り組みます。

再生可能エネルギー導入比率

目標:2040年度までに国内において使用する電力を100%再生可能エネルギー化(2023年度実績:28%)

移行計画

脱炭素社会の実現に貢献するため、パリ協定の長期目標をふまえ、事業者・機関投資家の双方の立場から排出するCO2排出量を2050年度までにネットゼロとする削減目標および2030年度の中間目標を設定しております。


明治安田 ネットゼロに向けた移行計画(2024年12月時点)(PDF 1.27MB)

事業者としての取組み

【1】気候変動問題への取組み

再生可能エネルギーの導入

主要な本社機能が入居するビル3棟への導入

本社所在地である明治安田生命ビル(重要文化財である明治生命館を含む)、明治安田生命新東陽町ビルおよび明治安田生命事務センタービルへの再生可能エネルギーの導入を進め、主要な本社機能が入居するビル3棟の電力使用量、年間約4,526万kWhをすべて再生可能エネルギーに切り替えました。

オフサイトコーポレートPPAを活用した再生可能エネルギーの導入について

本取組みは、株式会社アドバンスが新設する太陽光発電所(総出力約3MW(DC)を予定)で発電する追加性※のある電力を、東京電力エナジーパートナー株式会社を通じて、明治安田生命ビル(明治生命館を含む)が供給を受けるものです。 本取組みでは、2025年1月(予定)から約20年間にわたり、電力供給を受ける予定であり、再生可能エネルギーの長期安定的な確保の試みのひとつと位置づけております。

※ 追加性とは、再生可能エネルギー電源の新規開発により、再生可能エネルギー発電総量増加に直接寄与することを意味します

オフサイトコーポレートPPAの仕組み

また、2023年11月から、近畿エリアの投資用および営業用物件の10棟、中部エリアの営業用物件50棟に再生可能エネルギーを導入いたしました。これまでの取組みにより、当社の使用電力量における再生可能エネルギー導入比率は、2023年度末に約28%となりました。
当社は引き続き、2050年CO2排出量ネットゼロをめざして、再生可能エネルギーの導入を積極的に進め、持続可能な社会の実現へ貢献してまいります。

【2】自然環境保護・生物多様性の保全に向けた取組み

当社は、森林や水資源などの自然資本が提供する生態系サービスの恩恵を受けながら、事業活動を行なっています。その生態系サービスの基盤である生物多様性の重要性を認識し、その保全と持続可能な利用に向けた取組みを事業活動の一部と捉え、さまざまな活動を行なっています。

「明治安田×Jリーグの森~未来をつむぐ森~」

人々の暮らしを支え、豊かな恵みをもたらす日本の森林を未来世代につないでいくため、「明治安田×Jリーグの森~未来をつむぐ森~」として、Jリーグとの協働で森林を再生・保全する取組みを行なっています。協働にあたっては、2023年7月に「Jリーグ気候アクションパートナー」契約を締結しています。まずは神奈川県と山梨県の2か所で開始し、今後、活動地域を広げていく予定です。

※気候変動問題の解決に貢献し、それと同時にJクラブのホームタウンをハブとして地域活性に貢献することを目標とする「Jリーグ気候アクション」に共感したパートナー(企業・団体)。Jリーグと「Jリーグ気候アクションパートナー」とが連携し、Jリーグ・Jクラブが行なう気候アクションの推進や、気候変動対策への興味関心の喚起・増加、人々の日々の行動変容への寄与をめざす

 

 

「明治安田×Jリーグの森~未来をつむぐ森~」のこれまでの活動については、以下のリンク先をご覧ください。
明治安田 |「明治安田×Jリーグの森~未来をつむぐ森~」の活動 (meijiyasuda.co.jp)

プラスチックの排出抑制、再資源化等の取組み

プラスチックは、身の回りで幅広く利用されている一方、自然界に流出すると、海洋汚染や生態系への影響を及ぼすことから、世界的な課題となっています。こうしたなか、当社では、プラスチックの使用・廃棄について、以下の考え方で取組みを推進していきます。

明治安田のプラスチック抑制・再資源化の考え方

事業活動における、プラスチック製品の使用抑制取組み

LIMEX素材ファイルへの切り替え
契約時にお客さまにおわたしするプラスチックファイル素材を環境に配慮したLIMEX素材へ切り替え、実績として、従来使用したものと比較し2023年度は約56.8トンのプラスチック素材の削減に貢献しました。

紙製ファイルへの移行推進
お客さまにご提案書をお届けする際などに使用するクリアファイルをプラスチック製からリサイクル可能な紙製へ移行を推進し、実績として、2023年度紙ファイル利用により15.5トンのプラスチック資源の代替に貢献しました。

プラスチックの再資源化に寄与する取組み

環境配慮型什器の導入
プラスチックの再資源化や従業員の環境保全に対する意識の醸成に向けた取組みとして、リサイクルペットボトルや海洋プラスチックごみ再生樹脂を使用したオフィスチェア等の環境配慮型什器の導入にも取り組んでいます。
2022年度から、海洋プラスチックごみ再生樹脂を使用したオフィスチェアを導入し、約1.3トンの海洋プラスチックごみの回収・再資源化に貢献しました。

機関投資家としての取組み

重要取組テーマ

「ステークホルダーへの影響度」「事業との関連性」をふまえ、2024年度から当社の「優先課題(マテリアリティ)」を見直し、「機関投資家としての責任投資を通じた持続可能な社会づくり」を優先課題の1つに加えています。これをもとに責任投資においては以下の5つの重要取組テーマを設定して、重点的に取り組んでいます。

気候変動リスクへの対応

当社は、責任ある機関投資家として、資産運用において環境問題に貢献する取組みを推進しています。パリ協定※の目標との整合性に留意しつつ、脱炭素社会の実現に資するポートフォリオへの移行をめざし、グリーンボンドや再生可能エネルギー発電事業への投融資に加え、トランジッション・ファイナンスなどに積極的に取り組んでいます。
また、CO2排出量上位の投融資先企業等に対しては、石炭火力関連事業等の事業転換計画を把握のうえ、当社単独での活動に加えて、他の投資家との協働にも取り組むとともに、運用委託先にもエンゲージメント活動の実施を要請することにより脱炭素化を後押しする取組みを推進します。

前中期経営計画期間(2021年度-2023年度)では、ESG投融資計画8,000億円以上のうち3,000億円を脱炭素に貢献するファイナンス枠として設定し、2023年度末までに約5,700億円実行いたしました。現中期経営計画期間(2024年度-2026年度)は、3,000億円以上を目安に、脱炭素に貢献するファイナンスを引き続き推進していきます。

※ 2015年12月に開催された「第21回気候変動枠組条約締約国会議」で採択された、気候変動の抑制に関する多国間の国際協定。世界の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分に低く保ち、1.5℃に抑えるため、21世紀後半に世界全体の温室効果ガス排出量を実質的にゼロにすることをめざすもの

投融資ポートフォリオのCO2排出量削減に向けた取組み

CO2排出量削減計画

 

2022年度実績

2030年度目標

2050年度目標

総排出量※1※2
(2013年度比
)

△46% △50% △100%
(排出量ネットゼロ)

インテンシティ※3※4
(2019年度比
)

△44% △49% △100%
(排出量ネットゼロ)
※1 CO2排出量の計算方法
※2 国内上場企業の株式・社債・融資を対象(Scope1+2) ※3 総排出量÷投融資残高。当社投融資残高の大小・増減に影響されず、企業の実質的な削減実績を反映できる指標 ※4 国内・海外上場企業の株式・社債・融資および不動産(投資用物件)

未来世代応援活動

こどもの健全育成や環境保全など、持続可能で希望に満ちた豊かな社会づくりに貢献する活動を「未来世代応援活動」として推進しています。「 未来世代応援活動」では、「学校教育の充実」「スポーツ・文化・地域の交流を通じた健全育成」「結婚・子育て・療育支援」「地域に根差した環境保全への取組み」を軸に、各活動に取り組んでいます。

未来世代の応援活動

金融・保険教育

2020年から、「保険」や「お金」に関する出張授業「金融・保険教育」を各地で開催しています。将来に向けて「自助の備え(保険・貯金の必要性)」について学ぶ機会を提供することで、人生100年時代を豊かなものとするための金融リテラシー向上をめざします。

明治安田の未来世代応援プログラム

スポーツを通じて未来世代を応援する、4つの取組みを展開しています。

  • サッカーボール寄贈 with カズ
  • with Jリーグ

    『Jリーグ×小野伸二スマイル フットボールツアー for a Sustinable Future supported by 明治安田』に協賛し、小学生を招待

  • with JLPGA

    ツアー大会にこどもたちを招待する「Hello,Golf!」を応援

  • with 日本バドミントン協会

    中学校大会への協賛や、バドミントン教室を開催

「みんなにやさしい保険アクセス」(金融包摂)の取組み

SDGsでは、年齢、性別(性的指向)、障がいの有無、人種、民族、出自、宗教にかかわらず、すべての人々に対して金融サービスへのアクセス拡大を促進することがターゲットとして定められています。一方、社会に暮らす人々はさまざまであり、お客さまの特性によっては、保険契約の手続きなどにおいて不便を感じることも多くあります。
そうしたなか、当社は、企業ビジョン「信頼を得て選ばれ続ける、人に一番やさしい生命保険会社」の実現に向け、「ご高齢の方」「障がいのある方」「LGBTQの方」「外国人の方」をはじめ、さまざまなお客さまの特性にあわせたお手続き等の利便性向上に取り組んでいます。

「みんなにやさしい保険アクセス」の詳細は当社公式ホームページよりご確認ください。

※全ての人々が、経済活動のチャンスを捉えるため、また経済的な状況を軽減するために必要とされる金融サービスにアクセスでき、またそれを利用できる状況(世界銀行による定義より)